お米の保管
ご購入して頂いたお米を1日でも長く美味しく召し上がって頂ける為の保存方法です。
お米が配達されそのままの状態でキッチンの端に置かれていないでしょうか。
○購入した袋のままの状態
前嶋有機農園では、クラフト紙の袋に玄米・精米を入れて発送しておりますが、秋から春の涼しい季節は湿気や温度に問題は無いのですが、5月~9月の梅雨・真夏の高温多湿の時期になると、クラフト紙が湿度を吸収し中のお米を包み込む格好となり、お米が蒸れ劣化が早まります。
○お米を劣化させる三大要因
高温 ・・・ 日の射す所や電気製品の周りを避ける
湿気 ・・・ キッチン等の水周りの側を避ける
酸化 ・・・ なるべく空気に触れないようにする
○保存の基本
保存の最適温度は10~15℃ですので、冬場は常温でも問題ありません。夏場はできれば密閉容器に入れ冷蔵庫で保存すると半年以上美味しく召し上がれます。
○保存期間
精米したお米は、精米後1~3カ月美味しく召し上がれます。前嶋有機農園では、発送直前に精米し、最良の状態でお届けします。
○保存の目安
冬 9月 ~ 3月 3ヶ月程度
春 3月 ~ 5月 1ヶ月程度
夏 6月 ~ 9月 15日程度
*上記期間は目安です。保存容器や保存場所によっては保存期間が変わります。
○虫の発生と対処
虫の発生の原因は収穫前に虫が卵を産み付けたり玄米や精米後の保存状態が悪いと発生します。もし虫が発生した場合は、玄米の場合は精米をするか強めに磨いでください。
精米の場合は風通しの良い所に広げて虫を逃がし普通に洗えば食べられます。店頭で販売しているお米には虫の発生はまず無いと思います。これは、殺虫剤などの燻蒸剤をお米に使っているからです。
(燻蒸剤とは、密封し煙によって殺虫する薬剤)
○ においの強いもののそばに置かない
においの強いもののそばに置くと、お米ににおいが移ってしまいます。お米は野菜や果物などと一緒には置かず、密閉するか別の場所で保管してください。
○米びつをお使いの場合の注意点
米びつを使用している場合は、新しくお米を入れる時に、古いお米の上に加えていくのではなく、一度全てお米を出して掃除をしてください。掃除をしないと米びつの隅に残った糠(ぬか)に虫がわくことがあります。また、米びつにとうがらしを入れると虫除けに、炭をいれると臭いとりになります。